12月から「こたつ船」運航 初日に「ひとがた流し」行事を実施 山形県・最上峡芭蕉ライン観光
2020年11月26日(木)配信
最上川舟下りを運営する最上峡芭蕉ライン観光(鈴木富士雄社長、山形県戸沢村)は、今年も12月1日(火)から「こたつ船」の運航を開始する。初日は、今年1年の厄払いと新型コロナウイルス感染症の終息を祈願して、乗船客にも協力を仰ぎ「ひとがた流し」を実施する。
「ひとがた流し」とは、紙製の人形に人身の穢れや災いなどを移して祓え(はらえ)をし、川や海に流す行事をいう。乗船客に「ひとがた流し」(通常は200円で販売)を配布し、舟下りの船内で船頭の掛け声とともに無病息災を祈願しながら、一斉に放流する。