「ロマンスカーミュージアム」を4月中旬に開業 歴代の車両10両を展示
2020年12月4日(金) 配信
小田急電鉄はこのほど、小田急線海老名駅隣接地で建設を進める「ロマンスカーミュージアム」を4月中旬に開業すると発表した。
ロマンスカーギャラリーには、特急ロマンスカー・SE(3000形)3両、NSE(3100形)3両、LSE(7000形)1両、HiSE(10000形)1両、RSE(20000形)2両の計10両を展示。一部の車両は乗車し、車内も楽しめる。
1階にはロマンスカーギャラリーのほか、小田急線開業当時の車両「モハ1」の展示や、同社やロマンスカーの歴史を凝縮したショートムービーを放映するヒストリーシアターを設ける。
2階には、小田急沿線を模した国内最大級のジオラマがある「ジオラマパーク」や、感覚的に楽しめるインタラクティブ型のデジタルコンテンツやロマンスカーの運転シミュレーターなどがある「キッズロマンスカーパーク」などで構成される。
「ジオラマパーク」のジオラマは、近郊区間の複々線といった鉄道設備から箱根・江の島・大山などの観光地まで、小田急線の特徴や魅力を、HOゲージを中心に再現。ジオラマの背景はすべてスクリーンになっていて、ジオラマ上の列車の動きにあわせて映像やライティングなどの演出が楽しめる。
1980年の就役から40年近くにわたり活躍した特急ロマンスカー・LSEの実際の運転台を活用した電車運転シミュレーターでは、LSEの展望席上に設置されていた運転席の高い位置から見た運転風景を再現。実際の運転操作機器をそのまま活用した本格仕様となっている。
なおmロマンスカーミュージアムの開業日や営業案内などの詳細は、決定次第公表される。