各地の食材と家事代行をセットに 「おうちで食の旅体験」社会実証実験開始 JTBコミュ
2020年12月8日(火) 配信
JTBコミュニケーションデザイン(古野浩樹社長)は11月25日(水)から、全国各地の食材と家事代行サービスを組み合わせた「おうちで食の旅体験」の社会実証実験を始めた。
家事代行のマッチングプラットフォームを開発・運営するタカスジ(和田幸子社長) に登録するハウスキーパーが、依頼者宅で地域の食材を使って料理し、食材の特徴や観光情報を伝えることで、「旅体験」を味わってもらう。
今回の実証実験では、三重県のブランド養殖マダイ「伊勢まだい」を取り扱う。おすすめメニューは、タイ手こね寿司、タイ潮汁、タイあら炊きなど。
希望者は、タスカジのホームページからハウスキーパーの申し込みを行う。年内の最終依頼日は12月22日(火)まで、年明けは1月5日(火)午後からを予定している。サービス対応エリアは、関東と関西。
コロナ禍により生活スタイルが大きく変化し、観光分野への影響も大きい。観光客の減少は、地域食材の消費量が減り、食品ロスにつながる可能性がある。
JTBコミュニケーションデザインでは、これまでの地域活性支援の取り組みのなかで蓄積した知見を活用し、タカスジと協働で社会問題の解決を目指す。