組合員と戦略パートナーの新規加入を受付開始 地域経済活性化支援機構
2020年12月11日(金) 配信
地域経済活性化支援機構は12月10日(木)付で、「観光遺産産業化投資事業有限責任組合(観光遺産産業化ファンド)」において、有限責任組合員と同ファンドの戦略パートナーの新規加入を受け入れると発表した。
同ファンドは、観光産業化投資基盤(大田原博亮代表)が業務運営を行う。同ファンド総額は30億円を予定。組合員は北洋銀行、岩手銀行、横浜銀行、ゆうちょ銀行――など17行。戦略パートナーとして、ANA総合研究所や近鉄グループHDなどが参加する。
このうち12月10日(木)に新たに加入したのは、福井銀行と南海電気鉄道。
同ファンドは「日本ならでは」の魅力を持つ観光資源である「観光遺産(文化・自然遺産など)」を活用する観光事業者に対して出資や、経営人材などによるハンズオン支援(伴走型支援)を行う。支援を通じて、地方への誘客や、地域の観光消費額増加をはかる。
同機構は、地域活性化モデルを各地に展開することを目的とし、「金融機関に、知見やノウハウを幅広く移転することで、今後も地域経済活性化を支援する」予定だ。