JTB旅ホ連、人手不足解消に向け「おてつたび」と連携 費用も一部負担
2020年12月16日(水) 配信
全国の旅館・ホテル約4000施設が加盟するJTB協定旅館ホテル連盟(JTB旅ホ連、大西雅之会長)は12月15日(火)、宿泊施設の短期的な人手不足を解消するため、人材マッチングサイトを運営するおてつたび(永岡里菜CEO)と連携し、雇用需要に応える取り組みを始めると発表した。宿泊施設が抱える課題を解決するとともに、働きながら地域の魅力を体験することで旅行需要を創出し、地域活性化につなげていく。
JTB旅ホ連は、今回の連携により、繁閑の差が激しい旅館・ホテルの人材管理の課題解決に向け、多くの宿泊施設に広く周知していく。おてつたびに支払う費用の一部はJTB旅ホ連が負担し、コロナ禍で経営がひっ迫する施設も利用しやすいようサポートする。
おてつたびは、人手不足の宿泊施設をはじめ、地域の困りごとを手伝いながら報酬を得て旅をするサービス。旅費の軽減や、さまざまな地域に足を運ぶことができるなどの特徴がある。また、地域の人と関係性ができることで仕事終了後もその地域を再訪し、関係人口創出の一助を担っている。