清泉寮、米国のトラクターを展示 牧草地を走るアトラクションも実施へ
2020年12月24日(木) 配信
清泉寮(山梨県北杜市)を運営するキープ協会(淺田豊久理事長、山梨県北杜市)は2021年1月10日(日)まで、清泉寮ジャージー牧場で使用する米国ディア・アンド・カンパニー社製のトラクターを展示している。12月26日(土)からは、トラクターの荷台に乗り、普段は立入禁止の牧草地を周遊する冬のヘイライドをスタートする。昨年の年末年始に初めて展示したトラクターが好評だったため、今年も行う。
同牧場では、昨年加わった最新型のJD-6130Mを含む6台のジョンディアトラクターを使用している。ヤンマーアグリジャパン関東甲信越支社の協力で、今年は期間を延長する。展示するトラクターには、ジョンディアトラクター製造開始から100周年の記念プレートが取り付けられている。
トラクターの周辺にはジョンディアトラクターと清里開拓の歴史について紹介するパネルを併設するほか、ジャージー牛の写真パネルやクリスマス、正月の飾りなども設置する。隣接するポール・ラッシュ記念館では、清泉寮に最初に寄付されたジョンディアB型を館内で公開し、トラクターに乗って記念写真も撮れるようにした。
冬のヘイライドは干し草を積んだ荷台に乗り、トラクターに引かれて周遊するアトラクション。富士山や南アルプス、八ヶ岳など、雪化粧をした山々を見られる。このほか、「八ヶ岳ブルー」と呼ばれる吸い込まれるような青空が楽しめるという。期間は1月3日(日)までの毎日と2021年3月28日(日)までの土日祝日。午前11時30分と午後1時30分に出発する。所要時間10~15分程度。料金は1人500円(税込) 。未就学児は無料。
清泉寮内の各営業施設では、来年の丑年に合わせて、ジャージー牧場産の有機ジャージー牛乳を使用した2100円のズワイ蟹とジャージーミルクのペンネグラタンのほか、935円のジャージーミルクとんこつラーメン、803円の ジャージーミルククリームのカレーうどんを販売している。価格はいずれも税込。さらに、各ミュージアムでは年末年始にかけて干支にちなんだ特別展示を行う。