HIS、西松屋と協業してタイ・シンガポールで商品販売へ 売場としてHIS店舗活用
2020年12月28日(月) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)の海外現地法人HISタイ法人とHISシンガポール法人は2021年1月8日(金)から、西松屋チェーンと協業し、現地在住者に現地のHIS店舗でベビー服や肌着、水着などを販売する。タイとシンガポールは世界の中でも在留邦人数が多いことから日本人の需要を狙う。
西松屋は設立から60年以上、日本国内で“安全”と“便利”、“お手頃価格”をコンセプトにベビー・子供・マタニティ商品を売り出している。近年のインバウンド需要拡大もあり、海外在住者にも西松屋ブランドの商品の需要拡大から現在海外15の国・地域にも自社プライベートブランド商品を発売する。
販売店舗はHISタイ法人のアソーク本店とシラチャ―支店、チェンマイ支店などタイ国内10店舗をはじめ、HISシンガポール法人のシンガポール支店となる。このほか、オンラインでも取り扱う。
HISは21年1月中に、HIS中国法人でも売り出す。今後同社の201拠点のグローバルネットワークで、世界に進出する企業との協業や製品の海外進出を支援する商社ビジネスの機能と事業の拡大を目指す。