長野県・佐久の日本酒の祭典、2日に分けてオンライン開催に
2021年1月14日(木)配信
長野県佐久市のSAKU酒蔵アグリツーリズム推進協議会が主催する日本酒の祭典「サケソニック」が、1月24日(日)と2月2日(火)の2日間、オンライン開催で行われる。佐久エリアにある13の蔵元が参加する同イベントをきっかけに、佐久エリアと日本酒文化への関心を高め、オンラインでの購入のほか新型コロナウイルス収束後に来訪してもらえることを目指している。
イベントの企画と運営は、移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT」を運営するカヤック(柳澤大輔CEO、神奈川県鎌倉市)。佐久市にある蔵人体験ができる酒蔵ホテル「KURABITO STAY」と橘倉酒造が中核法人を務める同協議会が、コロナにより厳しい経営を強いられている佐久エリアの13酒蔵を応援する輪を広げようと企画した。
また、カヤックが提供するコミュニティ通貨(地域電子通貨)サービス「まちのコイン」を、オンラインイベントや13酒蔵などで活用する。これにより、参加者や近隣住民が、日本酒文化や酒蔵ツーリズムへの理解を深め、同市の日本酒ファンの増加や将来のマイクロツーリズムへつなげる布石にしたい考えだ。
1日目は、日本酒で祝う「オンライン成人式」や、酒蔵オーナーによる「うちの酒に合うおつまみ教えまSHOW」、「ブレストワークショップ」などを実施する。参加特典は、「サケソニック」試飲セットへの応募権利。13酒蔵から選りすぐりした試飲セットを、1日目参加者の中から抽選で30人にプレゼントする。
2日目は、「マイクロツーリズムと酒蔵の可能性」をテーマにした基調講演や、KURABITO STAYと酒蔵体験の紹介、料理Liveなどを実施。参加特典は、ヤッホーブルーイング社長の井手直行氏と、KURABITO STAY社長の田澤麻里香氏のスペシャル対談を視聴できる。
参加無料で開催時間は、1日目、2日目とも午後7:00~9:30。1日目は参加申込フォームから事前の申し込みが必要(定員50人)。2日目は事前申し込みは不要。