多言語で約2000施設公開 外国人患者受入の医療機関 観光庁
2021年1月15日(金) 配信
観光庁は1月14日(木)、外国人患者を受入可能な医療機関リストを厚生労働省と共同で取りまとめ、日本政府観光局(JNTO)Webサイトに多言語で公開した。対応する言語は日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語。
同リストには、訪日外国人旅行者がスムーズに医療機関にアクセスできるよう、都道府県により適格性があると判断された医療機関を掲載する。
都道府県が、地域の医療体制を考慮して選んだ医療機関は、①入院を要する救急患者に対応可能な医療機関(都道府県で1つ以上)②診療所・歯科診療所も含む外国人患者を受入可能な医療機関(二次医療圏に1つ以上)――の2つのカテゴリーに分けて掲載。47都道府県でカテゴリー1、2併せ総数2000施設弱(1月14日現在)。
同Webサイトでは、従来に備えていた医療機関の検索機能に加えて、スマートフォンの位置情報サービスを用いて医療機関を検索し、現在地から近い順番に表示することができるなど、利便性の向上をはかっている。