横浜で日本初の常設都市型ロープウェイ 「YOKOHAMA AIR CABIN」4月22 日に運行へ
2021年1月18日(月) 配信
神奈川県横浜市は1月13日(水)、日本初の常設都市型ロープウェイ 「YOKOHAMA AIR CABIN」の運行を4月22 日(木)に開始すると発表した。JR桜木町駅―新港ふ頭を片道5分で結ぶ。営業時間は午前10時から午後10時までで。事業主体は、みなとみらい21地区(MM21)の遊園地「よこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業。運賃は大人1000円、子供500円。
ゴンドラは定員8人で、36基すべてバリアフリー対応、冷房を完備する。フィルム型LEDを搭載し、夜は新しいMM21地区の夜景を演出。泉陽興業は運営する「よこはまコスモワールド」や周辺施設の運営者とも連携をはかり、MM21地区のより一層のにぎわいを生み出す考えを示す。
ゴンドラの開業は、市が進める都心臨海部全体の回遊性を高める取り組みの一環で、「まちを楽しむ多彩な交通の拡充」が目的。関係者は、「町全体が魅力的に変化していることを訪れる人に感じてもらうとともに、20年、30年先のにぎわいにつなげたい」と期待感を示す。
市ではこのほかみなとみらい21地区から新港地区、MM21中央地区など4カ所で歩行者が安全かつ快適に移動できる歩行者デッキの整備なども進めている。
また、水上交通事業者らと連携し「水辺からの眺望を楽しみながら移動できる水上交通の充実」など、まちを楽しむ多彩な交通の拡充に向けたさまざまな取り組みも進めている。