旅好きに聞くGo Toトラベル意識調査 昨年の旅行は6回以上 トラベルズー・ジャパン
2021年1月19日(火) 配信
トラベルズー・ジャパン(鈴木創社長、東京都新宿区)はこのほど、同社が運営するオンライン旅行メディア「トラベルズー」の会員を対象に、Go Toトラベルキャンペーンに関する意識調査を行った。2020年の国内旅行回数は「6回以上」(21・2%)が最多となった。21年の旅行先で検討されている場所では、沖縄県(17・2%)が1位となった。
同調査ではトラベルズーメンバー17万7760人(有効回答数1599)を対象に、21年1月7(木)~11日(月)にかけて行った。
20年国内旅行回数「6回以上」が最多を占めた理由として、同社は「メンバーは国内旅行を年平均3・1回、海外旅行を1・6回行う旅好きが集まっているため、20年も旅行に出掛けたことが分かる」と分析した。一方で、「0回」が16・4%となり、旅行控えや旅行を諦めた人も見受けられた。
Go ToトラベルCPを利用した旅行回数は「1回」(28・3%)が最多で、次いで「2回」(26・9%)、「3回」(18・1%)と続いた。7割以上がGo Toを2回以上利用したことが分かったほか、「6回以上」は11・6%と積極的に利用した層もいた。
Go Toを利用して訪れた目的地では、「沖縄県」17・2%、「京都府」17・0%、「北海道」と「静岡県」が15・7%と並んだ(複数回答)。
21年のGo To利用意向について、旅行を検討している時期はゴールデンウイークがある「5月」が32・5%で1位となった(複数回答)。2位は春休みを含む「3月」(28・5%)、3位は紅葉シーズンの「10月」(27・5%)と、春以降の予定で旅行を考える人が多かった。
一方、「旅行の予定はない」の回答は20・4%だった。
旅行目的の渡航が正常化した場合を想定し、21年の旅行先として検討している場所を聞くと、1位が「沖縄」で36・5%、2位が「海外」で34・8%だった。
「海外」については、ハワイやアジアがとくに人気を集めた。