めざせ!温泉横綱、湯巡りスタンプラリー実施(霧島市)
多種多様な泉質を有し、国内屈指の温泉地として知られる鹿児島県霧島市で3月16日から、温泉巡りスタンプラリー「きりしまゆ旅~めざせ霧島の温泉横綱~」がスタートした。日本で最初の国立公園「霧島」が、今年で指定80周年を迎えるのを記念した事業の一環。
「きりしまゆ旅」は、霧島温泉市場や霧島市観光案内所などで1冊200円で販売する「きりしまゆ旅帳」(スタンプ帳)を手に入れ、市内の宿泊施設や温泉施設など対象施設64カ所で湯巡りを楽しみながら、スタンプを集めていく。押印は1施設につき1回限り。集めたスタンプの数に応じて、序の口(10個)、幕下(20個)、小結(30個)、関脇(40個)、大関(50個)と番付が昇格していき、64施設すべてを制覇すると横綱に認定される。
ゆ旅帳の有効期限は発行日から1年間。各番付に達した段階で事務局に申請すれば、番付ごとに認定証と副賞が贈られる。副賞は、幕下が特製手ぬぐい、大関は地元の赤松を使用した湯桶など、すべて非売品のオリジナルグッズ。横綱は64施設すべての「前掛け」が進呈される。
すでに、スタンプラリー開始からわずか10日あまりで、64施設すべてを巡り、初代横綱に認定された猛者が現れるなど、人気は上々だ。