非接触型アプリ試験導入 スマホで予約からチェックアウトまで 東急ステイ
2021年1月26日(火) 配信
東急リゾーツ&ステイ(田中辰明社長、東京都渋谷区)はこのほど、同社が運営する「東急ステイ」の一部店舗で、宿泊客がチェックイン、部屋選択、チェックアウトを自分のスマートフォン上で完了できる非接触型アプリを試験導入する。
フロントでの宿泊手続きや順番待ちで混雑会費により、新型コロナウイルスの感染防止対策効果が期待される。また、手続きの省略で、宿泊客のストレスや時間のロスを解消できることを見込む。
同サービスは、東急ステイ公式Webサイトでのアプリ取得と、公式サイトで販売している専用宿泊プラン予約が対象となる。
宿泊日当日に、アプリで対象となる予約を検索し、部屋を選択する。事前チェックインとして電子署名などをスマートフォン上で完了させる。ホテル到着後は、アプリに表示されるQRコードをフロントに設置された専用端末にかざし、カードキーを発行することで入室ができる。
チェックアウトもアプリを操作して完了できる。ルームキーを客室に残したまま、フロントに立ち寄ることなく出発できるのが特徴。
東急ステイは今後、「アプリを活用し、さらなる公式予約サイトの利便性や、ゲストのホテル滞在価値の向上をはかっていく」考えだ。