ホテル金波楼 ロビーなど改修 絶景テラスも設置
2021年2月2日(火) 配信
兵庫県豊岡市・日和山温泉のホテル金波楼は昨年11月、ロビー・ラウンジなどをリニューアルオープンした。
同館のメイン棟である「渚の館」の耐震工事に合わせ実施し、ロビーのフロント横には国内外で活躍する左官職人・久住有生氏による左官アート壁画を新たに設置して、雰囲気を高めた。フロント近くにはエレベーターを新設。これにより、玄関からフロント、フロントがあるロビーフロアから大浴場へは階段移動が必要という長年の課題を解消し、バリアフリー化をはかった。
日本海の絶景が広がるラウンジは、床をフローリングに一新し、高級感を創出。ラウンジにあったコンベンションホールの控え室を取り壊し、海に面した「龍宮テラス」を整備した。ガラスのベンチを配置し、絶好の写真スポットとなった。ラウンジではフリードリンクサービスも開始。おもてなし充実と業務効率化をはかった。
また、「岬の館」最上階7階の特別室と特別洋室を改装し、イメージを一新したほか、厨房も作業動線と衛生区画を考慮しリニューアルを行った。
さらに、宿のロゴマークも刷新した。地元豊岡市出身の書家・川尾朋子氏によるもので、日和山海岸の荒々しさと波涛からの日の出をイメージしたという。