学生がアイデア競う「全国地域ブランド総選挙」 最優秀賞は、西尾の抹茶(愛知県)に
2021年2月8日(月)配信
特許庁や各経済産業局、沖縄総合事務局が開催している「全国地域ブランド総選挙」の決勝戦が2021年2月6日(土)にオンラインで行われ、最優秀賞は西尾の抹茶「西尾茶協同組合×名古屋大学等(Tongaliプロジェクト)」が受賞した。
地域ブランド総選挙は、地元の学生が地域団体商標権者などへの取材を通じて知り得た商品知識やサービスの魅力をインスタクラム上で発信するとともに、今後の商品展開、ビジネスアイデアやPR方策などを競い合うコンテストだ。17年度の「九州地域ブランド総選挙」、18年度の「東海・北陸地域ブランド総選挙」、19年度の「東北地域ブランド総選挙」に続き、今年度は対象を全国に拡大して実施。北海道から沖縄まで計15団体・大学などがアイデアを競った。
このうち、2月6日(土)の決勝戦に駒を進めたのは9チーム。各チームが、今後の商品展開やビジネスアイデア等について、提案した。審査委員による審査と一般視聴者による投票で、最優秀賞には「西尾茶協同組合×名古屋大学等(Tongaliプロジェクト)」の西尾の抹茶(愛知県)が選ばれた。このほか優秀発展賞は内藤とうがらし(東京都)を活用した企画を提案した学習院女子大学国際文化交流学部のチームが、優秀発信賞は尼崎あんかけチャンポン(兵庫県)を提案した武庫川女子大学生活環境学部のチームが、優秀発掘賞は球磨焼酎(熊本県)を提案した熊本大学熊本創生推進機構のチームが、それぞれ受賞した。
決勝戦に進出したチームのPR動画は3月15日(月)~同21日(日)までの1週間、JR京浜東北線・根岸線内トレインチャンネルで放映さる。