空知の日本遺産「炭鉄港」の歴史学ぶ旅 バーチャルツアーも 東武トップ
2021年2月10日(水) 配信
東武トップツアーズは2月中、炭鉱(ヤマ)の記憶推進事業団(吉岡宏高理事長)と共に、観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」の実証事業として、北海道・空知の日本遺産「炭鉄港」の「学び旅」と「バーチャルツアー」を実施している。
同事業は、2019年度の日本遺産に認定された「炭鉄港」(空知の炭鉱と室蘭の鉄鋼、小樽の港湾、それらをつなぐ鉄道の物語)を通じて、北海道の近代化を支えた空知の歴史を学び、近代日本の現在・過去・未来を考える。「学び旅」は、1人1000円(税込)の旅行代金で、実際にバスで移動する日帰りツアーを行い、炭鉄港を学ぶ。
また、パソコンやスマートフォンで参加する旅行講座の「バーチャルツアー」は、複数の学びのテーマを設け、360度カメラやドローン映像を駆使してリアルでは味わえない体験を通じて、炭鉄港をじっくり学べる。参加費は無料。
いずれも詳細は「秘密のドウミンSHOW!」特設サイトから。
同社は、本事業で調査、検証したコンテンツをコロナ後に向けた新たな観光コンテンツとして磨き上げ、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことで、地域活性化を目指す。