立山黒部アルペンルート、全線開業50周年記念特設サイト公開
2021年2月26日(金) 配信
富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営=立山黒部貫光)は、今春に全線開業50周年を迎える。これを記念してこのほど、「完全再現! 雪の大谷メモリアルウォーク」の特設Webサイトを公開した。
雪の大谷とは、立山黒部アルペンルートの最高所、標高2450メートルの室堂で雪が吹きだまる「大谷」付近を除雪してできる雪の壁のこと。毎年4月中旬から6月下旬まで雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」を開き、今年で第28回を迎える。
全線開業50周年の今年は、バスが通過する道路上に1車線のみ(通常は2車線)の除雪区間を整備し、「開業当初の雪の大谷」を特別に再現する。バスの車窓からは、50年前に見られた迫り来る「雪の大谷」を体感でき、歩行者専用通路のウォーキングゾーンからは当時を再現した「雪の大谷」からバスが現れるようすなどが見られる。
同イベントの開催期間は、4月15日(木)~6月22日(火)の午前9:30~午後3:15(最終入場は午後3時)。会場は立山室堂平・立山有料道路「室堂ターミナル」から「大谷」の500メートル区間。
あわせて、今年の雪の大谷・最高地点の「最大の高さ」と「最終日の高さ」を予想するプレゼントキャンペーンも実施する。4月13日(火)締め切りで、応募フォームから応募できる。