兵旅協総会 門田理事長が再選 協力会は西村新会長に
2021年3月11日(木) 配信
兵庫県旅行業協同組合(門田基秀理事長、17組合員)は2月25日、神戸市内のホテルで第45回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で門田理事長が再選した。
3期目となる門田理事長は「昨年11月、兵旅協は創立45年の節目を迎えた。長い歴史を刻んできたのは組合員、協力会の皆様のお陰だ。阪神淡路大震災という大変な状況も乗り越えてきた。そして現在は新型コロナに直面している。不透明な状況が続くが、一丸となって努力していきたい」と話した。
議事では事業報告や収支決算、収支予算など所定の議題をすべて可決した。コロナ禍で各種クーポン取扱額が大幅に減少したことも執行部から報告された。新年度は取扱額の増大や組合基盤の強化、組合員数の拡大などに取り組む。
議事の中では組合員から、「Go Toトラベルキャンペーン」について、中小旅行会社がより恩恵を受けるように事業見直しを求める声を上げるべきという意見が出た。
同日には兵旅協契約機関協力会の総会も行われ、役員改選で新会長に西村総一郎氏(西村屋ホテル招月庭)を選出した。西村新会長は「苦難の状況を乗り越え、新しい時代の新しい光を見られるように努力していきたい」と決意を述べた。