伊豆諸島開発予備船「ゆり丸」に代わる新造船を建造 八丈島~青ヶ島航路、小笠原諸島の父島~母島航路をより快適に
2021年3月26日(金) 配信
伊豆諸島の八丈島~青ヶ島航路、小笠原諸島の父島~母島航路を運営する伊豆諸島開発(山本忠和社長、東京都港区 )はこのほど、予備船「ゆり丸」に代わる新造船の建造に着手したと発表した。就航は今年11月下旬の予定で、3月12日(金)に長崎の渡辺造船所で起工式が行われた。
新造船は現行のゆり丸より航海速力を3㌩高速化し、航海時間を短縮化。船体も大型化させ、青ヶ島航路で現行の約2倍の84人 、母島航路も約2倍の 200人が乗船できるようになる。
船内にはハンディキャップルームや、多目的室、授乳席を備え、客席モバイル電源、乗船客が自由に使える冷蔵庫、荷物置きスペースなどを新たに設置することで 快適性を向上。エレベーターなどのバリアフリー設備も充実させる 。