JATA、海外オンラインツアーで旅行マインド維持目指す 投票CPは5月31日(月)まで
2021年4月8日(木) 配信
日本旅行業協会(JATA、坂巻伸昭会長)が4月8日(木)に開いた定例会見で、JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)主催の「オンラインツアーグランプリ2021 海外オンラインツアー投票キャンペーン」の実施を発表した。この施策は、アウトバウンド再開に向けた準備期間の、旅行マインド維持を目的とする。
応募団体は旅行会社や航空会社、大使館など合わせて43団体。171本のオンラインツアー動画がエントリーした。
応募動画は国・地域別に53のエリアに分かれ、さらに、体験・学習や絶景、SNS映え、世界遺産、美術館・博物館、カフェ──など、11の部門に分かれている。
投票期間は5月31日(木)まで。結果は6月中旬を目途に公式ホームページで発表する予定。
投票した一般消費者の中から抽選で2組4人に海外旅行(欧州、韓国往復航空券)を賞品として提供する。
海外旅行推進部の稲田正彦部長は、アフターコロナにおいて「オンラインツアーを紙のパンフレットに代わる動画パンフレットとして提供できる有効な手段となり得る」としたうえで、「今までお試しができなかった海外旅行が、旅マエに体験できるのは今後の業界の広がりになるのでは」と期待を語った。