世界水準の感染対策認定取得マニュアル公開 MICE誘致へつなげる(観光庁)
2021年4月8日(木) 配信
観光庁はこのほどMICE誘致に向け、世界水準の感染症対策認定の取得マニュアルを公開した。国内のMICE関連施設の認証取得を促進することで、日本の感染症対策を国際的にアピールし、本格的なMICE回復につなげていきたい考え。
今回の取り組みでは、MICE関連施設向けの感染症予防対策認定制度のうち、世界的に普及しつつある「GBAC STAR」と「SAFEGUARD」の比較調査を行い、MICE関連施設の取得事例が多いGBAC STARの取得支援を国内施設に向けて実施した。
認定を取得したのは、国立京都国際会館、パシフィコ横浜、東京ミッドタウンホール&カンファレンス、ザ・リッツ・カールトン東京の4施設。
この結果をもとに、国内施設それぞれに合った認定取得の検討を促す。
既存の感染症対策の取り組みと、国際認定制度の基準を照らし合わせることで、より持続可能で効果的な安全対策の実施や、管理体制の構築に期待する。