新入社員がウィズコロナの旅を学ぶ 「新」感染症対策モニターツアーで添乗研修(日本旅行)
2021年4月23日(金) 配信
日本旅行(小谷野悦光社長)の2021年度新入社員19人は4月16(金)~17日(土)に、「新入社員添乗研修」を行った。この添乗研修は、日本旅行業協会(JATA、坂巻伸昭会長)が推進する「『新』感染症対策モニターツアー」の一環。研修では、事前の健康チェックの実践や、群馬県・草津温泉の感染症対策を学ぶなど、「新しい旅のかたち」を新入社員自らが体験した。
研修に先立って、新入社員と引率者の全員が4月1日(木)からTiS大阪支店で先行導入している「日本旅行PCR検査プラン」を実施した。
また、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の登録や、健康チェックシートを活用した旅マエから旅アトまでの体調管理など、細かく対策を設けた。
研修中は、案内を聞くために添乗員を囲んで密になることを防ぐため、イヤホンガイドを装着し、ソーシャルディスタンスを確保した。
研修の集合時には、「健康に関する確認事項が多く、以前よりも出発までに時間を要する」と安全のための取り組みでの課題が見つかった。「お客様への分かりやすい告知や、コミュニケーション方法、イヤホンガイドをはじめとした機材の動作確認などで、今までになかった基本動作も増えてくる」と、ウィズコロナ時代の旅において求められる添乗員の業務も確認した。
人材開発部担当者は、「新入社員から自発的に感染予防対策に関する意見も出た場面もあった。旅行会社の一員としての自覚に芽生えた姿が見られ、頼もしく見えた」と成長をうれしそうに語った。