全旅連青年部と学観連、旅館仕事体験も実施 11年連続でサポーター加盟協定結ぶ
2021年4月23日(金) 配信
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(星永重部長)と日本学生観光連盟(学観連代表=猪股敏斗さん・明海大学3年生)は4月21日(水)、オンラインで11年連続となる「日本学生観光連盟サポーター加盟協定書」の調印式を行った。コロナ禍の今年も、宿泊業に関心の高い学生が旅館の仕事を体験する「若旦那若女将に密着体験プロジェクト」などを実施する。
全旅連青年部は学生に就業体験通して、旅館で働く魅力を知ってもらうほか、若い人からのアイデアを観光業界の発展につなげたい考え。学観連は旅館の業務を体験し、就職活動に生かしていく。
新型コロナウイルスの収束の目途が立たないことなどを踏まえ、今年は通年でインターンシップを受け入れられるようにする。さらに、企業見学や講演会なども開く予定だ。
星部長は「自身の体制テーマである観光を日本の基幹産業に成長させるために、若い人の力をお借りしたい」と期待を寄せた。
猪俣さんは「今年度は、新型コロナウイルスへの対策を全旅連青年部と一緒に考えたい」と意気込みを語った。