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Airbnb、五輪出場選手に遠征・宿泊費サポート 1人最高約21万円、8年間で約8億円 

2021年4月26日
編集部:木下 裕斗

2021年4月26日(月) 配信

新型コロナウイルスの影響で世界のアスリートの収入が減るなか、「Airbnbアスリートトラベル助成金」を創設した(画像は五輪出場選手のイメージ)

 Airbnb(エアビーアンドビー)はこのほど、五輪スポンサー「ワールドワイドオリンピックパートナーシップ」として活動する一環で、国際オリンピック委員会(IOC)が支援する「Airbnbアスリートトラベル助成金」を立ち上げた。新型コロナウイルスの影響で世界のアスリートの収入が減るなか、オリンピックとパラリンピック選手のほか、出場を目指す競技者に大会前後の遠征や宿泊費を支援する。

 同プログラムは今後8年間、トレーニングや大会出場資格の取得、遠征の宿泊などで利用できる1人当たり最高2000㌦、日本円で約21万4000万円(4月26日時点の為替による)のAirbnbプロモーションクレジットを年間最大500人のアスリートに提供していく。パートナーシップ期間中の直接支援額は、合計800万㌦(約8億5600万円)に相当する。

 同社は9年間、IOCおよび国際パラリンピック委員会IPCとのパートナーシップを結び、5つのオリンピック・パラリンピックを経た。AirbnbとIOCはこれまで、旅費や遠征費など4000万㌦(42億8000万円)をアスリートへの支援に充てている。

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