「まくら投げ」を観光コンテンツに 伊東市がくにおくんとのコラボ動画公開
2021年4月27日(火) 配信
静岡県伊東市(小野達也市長)はこのほど、アークシステムワークス(木戸岡稔社長、神奈川県横浜市)が展開するゲーム「熱血硬派くにおくんシリーズ」とコラボレーションした、まくら投げルールの説明動画「熱湯!まくら投げin伊東市」をユーチューブで公開した。同市は、“まくら投げ”を誰でも気軽に楽しめるスポーツとして認知拡大をはかり、観光コンテンツとしてさまざまな提案を行っていく。
地元の高校生のアイデアで、2013年2月から始まった「全日本まくら投げ大会in伊東温泉」。2020年2月には600人以上が参加する一大イベントになったが、コロナ禍で今年は中止となった。こうしたなか、まくら投げを風化させずにより多くの人に知ってもらおうと、ルールや競技スタイルが似ていて親和性が高い「ドッジボール」のゲームとのコラボを企画。35周年を迎える人気ゲームタイトル、くにおくんシリーズ「熱血高校ドッジボール部」のライセンスを有するアークシステムワークスへ打診し、今回の取り組みが実現したという。
動画「熱湯!まくら投げin伊東市」は、くにおくんらキャラクターやBGM、効果音はゲームと変えずに、20畳の畳の上で浴衣を着てプレーの説明を行う、完全オリジナルのものに仕上げた。
合わせて、小野市長と木戸岡社長、企画制作を手掛けたFACTの三寺雅人CEOの3者が動画制作までの経緯や想いを語った対談動画も公開している。