Go To事業者に調査 宿泊は40%、旅行は80%が予約7割減(観光庁)
2021年5月11日(火) 配信
観光庁は5月11日(火)、Go Toトラベル事業参加事業者に対して行ったWebアンケートの結果をまとめた。1~5月の利用・予約の状況が前年同期比で「7割以上減少した」と回答した宿泊業事業者は30~47%の間で推移したのに対し、旅行業事業者は76~84%と、およそ8割に多大な影響が出ていることが分かった。
アンケートは4月19(月)~22日(木)に、同事業に参加する3万4656事業者(宿泊・2万8066事業者、旅行6590事業者)を対象に行われた。
また、1~3月は実績、4月は調査前までの実績とこれ以降の予約状況、5月とゴールデンウイークは予約状況で集計している。
7割以上減と回答した宿泊事業者は、1月は42・3%、2月は43%だった。3月には31%と微減したが、4月には42・3%となり、5月は47・2%の見込みとなっている。
旅行業は、1月は81・4%、2月は84%。宿泊業と同じく3月には76%と減少したが、4月には81・5%が予約状況の悪化を訴えた。5月は84・2%となる見込みだ。