ANA、21年GWの国内線利用率は47.3% 旅客数はコロナ前の6割減に
2021年5月17日(月) 配信
全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は5月6日(木)、今年のゴールデンウイーク(4月29日~5月5日)期間中の利用実績を発表した。国内線の利用率は47.3%で、旅客数は前年同期比1015.5%増と大幅に増加したものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大と、緊急事態宣言などの影響を受け、コロナ前の前々年同期比では63.4%減と全方面で減少した。提供座席数は、運休・減便により同32.4%減(前年同期比332.6%増)となった。
方面別では利用率が最も高かったのは北海道の49.6%で、次いで中・四国の48.4%、沖縄の48.1%。搭乗日別では、下り便が5月1日(土)の67.1%、上り便は5月5日(水)の70.7%が最多だった。
国際線は、各国で出入国規制が継続していることなどから、旅客数は前々年同期比93.7%減(前年同期比56.2%増)、提供座席数は同80.7%減(同110.0%増)、利用率は18.2%となった。