密を避け「少人数で楽しむ」観光タクシー 日本交通が都内で「偉人の軌跡 渋沢栄一編」運行
2021年5月24日(月)配信
日本交通(若林泰治社長、東京都千代田区)は2021年6月1日(火)から、東京都内で渋沢栄一ゆかりの地を巡る観光タクシー企画「偉人の軌跡 渋沢栄一編」を運行する。令和日本の礎を築き、新1万円札の顔としても話題の渋沢栄一の功績を、ゆかりの地を巡ることで体感できる企画だ。運行は観光ガイド資格を持つ選抜乗務員が担当し、ウィズコロナ時代に相応しい「少人数で楽しむ観光」を提案する。
今回は観光ガイドの専門資格を持ち、さらに社内基準をクリアした、約1万人いる乗務員の中から選抜された約100人の精鋭乗務員が担当する。おもな見学地の例は東京駅や帝国ホテル、日本銀行、東京証券取引所、みずほ銀行、東京海上日動、三田共用会議所、サッポロビール、飛鳥山公園など。料金は3時間1万5220円から。以降30分毎に2470円が加算される。発着は東京23区と武蔵野市、三鷹市。予算や発着地、興味・関心などの要望を事前に聞き、1組ごとに最適なコースを提案する。
タクシーはドアtoドア、人混みを避けたプライベート空間で移動ができる利点がある。さらに車内は約1分で空気が入れ替わるほど換気性能も高いので、安心して乗車できる。日本交通では、乗務員のマスク着用や手洗い・うがいの徹底、車内除菌清掃、窓開けによる換気など、感染症予防の対策を徹底しているほか、空気清浄機、空気清浄度モニター、飛沫感染防止シールドを装備した「ニューノーマルタクシー」を順次導入している。