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4月の訪日外客数、19年同月比99.6%減の1万900人 JNTO発表

2021年5月24日(月) 配信

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 日本政府観光局(JNTO)が5月19日(水)に発表した2021年4月の訪日外客数(推計値)は、新型コロナウイルス感染症の影響前の前々年同月比99.6%減の1万900人だった。

 観光目的の入国が認められていないほか、すべての対象国・地域とのビジネストラック・レジデンストラックの運用も停止し、国境をまたぐ往来の制約が続いていることが主な要因。日本人の出国者数は、同97.8%減の3万5900人だった。

 前年同月比では273.7%増と大幅に増加したが、前年同月は新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの国で海外渡航制限や外出禁止などの措置が取られたのに加え、日本も検疫強化、査証の無効化などにより22市場すべてで訪日客がほぼゼロに近い数字だったため、今回の伸率が大きくなったとみられる。

 市場別の人数は、中国の3300人が最多で、韓国1100人、米国とインドがそれぞれ600人、台湾400人の順だった。

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