Go To事業者へGW利用実績調査 宿泊は30%、旅行は80%が7割減に(観光庁)
2021年5月28日(金) 配信
観光庁は5月28日(金)、Go Toトラベル事業参加事業者に対する追加のWebアンケート調査で、2021年のゴールデンウイーク期間の実績などをまとめた。5月1(土)~5日(水)の利用実績が19年同期比で7割以上減少したと答えたのは、宿泊事業者が34・3%、旅行事業者が79・2%だったことが分かった。
また、緊急事態宣言対象地域で同7割以上減少した宿泊事業者は60・2%(その他の地域は29・4%)、旅行業事業者は80・7%(その他の地域は77・8%)と、ほかの地域の事業者に比べ多大な影響が出ていた。
同調査では、各種支援策の活用状況についても調べた。
資金繰り支援を活用していると答えた宿泊業事業者は88・7%で、旅行業事業者は90・6%だった。雇用調整助成金は、宿泊業が77・4%、旅行業が82・1%。どちらも旅行業事業者の方が高い水準となった。
アンケートは5月7(金)~11日(火)に、同事業に参加する3万4654事業者(宿泊・2万8066事業者、旅行6588事業者)を対象に行われた。