KNT首都圏が制作協力 SDGs探究マップの第2弾「京都・奈良」発売
2021年6月4日(金) 配信
近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏、大原浩社長)が制作に協力した、修学旅行のSDGs地図教材「SDGs 探究マップ」の「京都・奈良」版がこのほど、販売を始めた。3月に発売した「沖縄」に続く第2弾で、いにしえの都の歴史と地理をSDGs視点で学べる修学旅行をサポートする。
京都・奈良は、主に首都圏などの中学校、高校が修学旅行先として選定するエリアで、日本を代表する寺社・仏閣などの歴史的建造物が数多く存在する。同教材では、京都・奈良の地理を学びながら①飛鳥・奈良・平安②秀吉から江戸末期まで③近代都市への変貌――の3層を軸に、産業や環境保全、和文化、町づくりなどの切り口から考えることで、物事を包括的にみる能力を身につけることが可能となる。
また、SDGsの要素を解説したコメントも掲載され、それぞれの歴史的建造物がSDGsの示す17の開発目標のうち、どの目標に当てはまり、どのような役割を果たしていたかを探る観点でも編集されている。
教材は、SDGsマップとワークブックがセットで、事前学習では各スポットの地理やSDGsとの関わりを学び、修学旅行で現地を訪問することでSDGsを身近に感じる旅体験を味わえる。事後学習では、ワークブックで旅行中の「気づき」などをまとめることで、SDGsへの探究をさらに深めることができる。
購入の際は、近畿日本ツーリスト(教育旅行担当)が対応し、価格は1セット1980円(税込)となっている。