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コロナ後の旅行予約、日本はストレス感じる割合が世界で上位に(エクスペディア調べ)

2021年6月7日
編集部:長谷川 貴人

2021年6月7日(月)配信

日本は49%とアメリカに次ぐ2番目と判明した(エクスペディア調べ)

 エクスペディアは6月3日(木)、世界12地域1万5000人を対象に実施した「旅のパートナー」に関する調査結果を発表した。調査は4月1~16日までインターネット上で実施した。調査結果から、日本人は再び旅行できるようになることを楽しみにしている一方で、コロナ後の旅行予約に以前よりストレスを感じていることが明らかになった。

日本の「コロナ禍で最も恋しいと感じること」(エクスペディア調べ)

 コロナ禍で最も恋しいと感じることについて、57%の日本人が「制限なく旅行すること」という回答を挙げた。新型コロナウイルス感染者数の増加やそれに伴う政府の方針などで、旅行のキャンセルを検討せざるを得ない状況が繰り返し発生し、気軽に旅行ができない状態が続いていることが要因だ。2位は「マスクをせずに出かけること」(55%)、「家族や友人とのハグ」(15%)が続いた。

日本の「次の旅行で最も楽しみにしていること」(エクスペディア調べ)

 次の旅行で最も楽しみにしていることについては、日本人の最も多い回答は「日常の生活では体験できないアクティビティを予約すること」(45%)だった。その次に、「料理をせずに食事が提供されること」(44%)、「食後の片づけの必要が無いこと」(31%)が続いた。

 これらの結果から、日本人にとって家で過ごす時間が長くなっている今は、とくに日常のルーティンや家事などから抜け出せという点が、旅行をするモチベーションになっているとうかがえる。

 一方、多くの日本人は再び旅行できることを楽しみにしながらも、旅行の計画や予約に、よりストレスを感じ始めていることが明らかになった。約半数となる49%が「旅行予約をする際、コロナ前よりコロナ後の方がストレスを感じるようになった」と回答。これはアメリカに続き、2番目に高い割合となった。

 さらに、日本人の多くが旅行中に「手助け」を必要としていることが分かった。「前回の旅行で、手助けを得られたことに感謝している」と回答した日本人は、63%と半数以上に上った。手助けをしてくれる人やツールで役立ったものについて、49%が「スマートフォンや旅行アプリ」と回答し、最も多い結果となった。

日本の「今後12カ月の旅行予約で重要なこと」(エクスペディア調べ)

 また、今後12カ月の旅行予約で重要だと考えていることは、「予約内容を簡単に変更できること」(37%)が1位になった。新型コロナウイルス感染症の状況は常に変化し、旅行計画をする際も見通しを立てることが難しくなっている。そのため多くの日本人は、柔軟な予約のサポートを望んでいるとわかった。

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