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【北海道】ウポポイー二風谷コタン間に今年も直通バス 札幌・新千歳空港発着 7月から

2021年6月17日
営業部:鈴木 克範

2021年6月17日(木) 配信

バス車体にはアイヌ文様を取り入れたデザインを施した。

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は2021年7月3日(土)から、札幌・新千歳空港発着で白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」と平取(びらとり)町の二風谷(にぶたに)コタンとを結ぶ周遊バス「セタプクサ号」を運行する。旅行代金は大人3千円。

 昨年に引き続き、平取町からの委託を受け実施する事業で、運行日は31日間から36日間へと拡大する。車両も昨年と異なる新しいデザインで、二風谷の工芸家・貝澤守氏と髙野啓子氏が共同で手掛けた。背景色はアイヌ民族の最も身近で尊い神・アペフチカムイ(火の神)の炎をイメージした「朱(あけ)」を採用した。

 バスには添乗員の資格を持つバスガイドが同乗し、各地の見どころやポイントを案内する。期間中は、二風谷地区での町歩きガイドやマルシェの開催など、地域をより深く知ることのできる仕掛けも予定している。

 近年、白老町の「ウポポイ」開業や「北海道」命名150 年をはじめとして、アイヌ文化への関心が高まっている。平取では生活に根付き生業となっているアイヌ文化を「体験して」学び、白老ではアイヌ文化を「見て」学ぶことにより、アイヌ文化への理解や交流を深める環境が整いつつある。周遊バスが札幌駅や新千歳空港から白老、さらに平取へと繋ぐことで、アイヌ文化を気軽に学ぶ環境づくりの一助となることを目指す。

 バスの愛称「セタプクサ」はアイヌ語で「すずらん」の意味。平取町内に、住民によって大切に守られてきた北海道原種のすずらんの、日本一の群生地があることにちなんでいる。

セタプクサ号

【2021年9月13日(月)追記】北海道へ発令されていた緊急事態宣言の延長を受け、セタプクサ号の運行日が下の通り変更となります。

・運行を中止する日程:2021年8月28日(土)、29日(日)、9月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、9月18日(土)、9月19日(日)、9月20日(月・祝)、9月25日(土)、9月26日(日)

・振替で運行する日程:2021年10月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、11月3日(水・祝)、6日(土)、11月7日(日)、11月13日(土)、11月14日(日)、11月20日(土)、11月21日(日)
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 運行日:2021年7月3日(土)~10月17日(日)の土・日・祝日
  ※ただし9月23日(木・祝)は運休

 運行スケジュール:1日1便運行
  札幌駅北口                           /午前 8:40出発
  新千歳空港  午前 9:40到着/午前10:00出発
  ウポポイ   午前11:00到着/午後 1:00出発
  二風谷コタン 午後 2:30到着/午後 4:30出発
  新千歳空港  午後 5:30到着(降車希望ない場合札幌駅北口に直行)
  札幌駅北口  午後 6:30到着
  ※二風谷コタン滞在中、希望者はバスで「びらとり温泉ゆから」に送迎あり

 旅行代金(各税込):
  札幌駅・新千歳空港→ウポポイ→二風谷コタン→新千歳空港・札幌駅  3千円
  札幌駅・新千歳空港→ウポポイ→二風谷コタン   2千円
  ウポポイ→二風谷コタン→新千歳空港・札幌駅        2千円

 問い合わせ:札幌観光バス ツーリズム営業部 電話011-206-0225

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