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「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(6月号)」

2021年6月23日
編集部

2021年6月23日(水)配信

http://zoomjapon.info

特集&主な内容

 本誌3月号では、10年前から連携している石巻日日新聞の協力を得て、東日本大震災からの10年を振り返りました。6月号では、3月号で取り上げることができなかった現在のようすを、原発事故での被害が最も大きかった双葉町に焦点を当てて伝えました。双葉町を訪れたフランス人記者が、復興が進む町を紹介します。「復興五輪」とされていた東京五輪の聖火ランナーを迎えた双葉町、原発PR看板の考案者の取材や、前町長のインタビュー、そしてストリートアートを使った町の復興のチャレンジを紹介しています。旅行ページでは、東京都内でフランス人にも数十年来の人気のスポット、神楽坂を取り上げました。再開発が進む東京で、古き良き日本が残るこの場所の歴史も紹介し、文化的価値を再確認しています。

〈フランスの様子〉大統領が示した観光再生5年計画

経済紙 Les Echosのウェブサイトより。「ツーリズム:マクロン大統領が約束する再活性化プラン」

 フランスでは、国を挙げてのコロナ対策の効果はすべての数値からも明らか。6月30日には外出制限や営業制限が解除され、日常が戻る見通しだ。◆地方視察を始めたフランスのマクロン大統領は、初日の6月2日、コロナ禍の後のフランスの観光に言及。◆これまで何度も移動制限・禁止が発動され、外食産業も昨年から半年以上休業していたフランスでは、日本よりも手厚い休業補償などはあった。それでも業界が大打撃を受けていることは変わりなく、フランスのGDP(国内総生産)の8%を占めるという観光業には、すでに合計300億ユーロ(約5兆円)の支援が決まっている。◆外食産業のほかは、コロナ禍で最も影響を受けた業界は観光や文化、イベント、スポーツとされている。観光業について、マクロン大統領が今後5年の方針として打ち出したのは◆1:雇用も促進する研修制度の改善、2:グリーンツーリズムと遺産ツーリズムを軸としたフランス遺産の価値の向上、3:観光インフラの質の向上、4:デジタルへの投資。◆コロナ禍から日常再開のロードマップを示した大統領は、観光についても今後5年の明確なビジョンを示し、もちろん業界もこれを歓迎しているという。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

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