女性の1人旅事情を調査 61%が「1人旅をしてみたくなった」(オズモール)
2021年6月23日(水) 配信
スターツ出版(菊池修一社長、東京都中央区)が運営するWebサイト「オズモール」はこのほど、ユーザーを対象にしたコロナ禍での「女性の1人旅事情」についてアンケートを行った。調査の結果、コロナ禍を背景に「1人旅をしてみたくなった」人が61%と、6割以上の女性が前向きに検討していることが分かった。
アンケートは4月1(木)~13日(火)に、首都圏に住む女性オズモールユーザー906人に実施。コロナ前(2016年~17年)のデータと比較したところ、コロナ禍中で「1人旅」に関心が寄せられていることが読み取れた。
1人旅をしてみたい理由については、コロナ前は「その土地の魅力」や「趣味」、「自分へのご褒美」などの目的が多かったが、今回の結果では「リフレッシュ」が最多となった。「誰とも予定が合わなくて仕方なく」と答えた人は少数なことから、同社は、「多くの人が自分の意思で1人旅を選んでいることがうかがえる」と見ている。「コロナ禍では、誰かを誘いにくいことも1人旅ニーズの高まりにつながっているのでは」と分析する。
また、1人旅の中で不安なことを聞くと、最多が「治安」(202人)、次いで「1人での食事」(179人)、「時間の潰し方」(140人)など、安全面のほか、ひとり時間をどう過ごせるかが気になるポイントとして挙げる。
オズモールでは、おひとり様専用プランや、周りを気にせず食事が楽しめる部屋食、個室食のプランなど、1人旅の不安を解消してくれる温泉やリゾートを紹介している。