【岐阜県高山】両面宿儺(りょうめんすくな)のルーツを訪ねるセットきっぷ販売 濃飛バス
2021年6月25日(金) 配信
濃飛バス(加藤憲治社長、岐阜県高山市)は2021年6月21日(月)から、飛騨の伝説の英雄・両面宿儺(りょうめんすくな)にまつわる場所を巡る「両面宿儺セットきっぷ」を販売している。
漫画・アニメ作品「呪術廻戦(かいせん)」に、両面宿儺と同名のキャラクターが登場し人気が高まるなか、高山市では今後、アニメツーリズムにも力を入れる。高山市丹生川町の路線バス沿線には「ゆかりの地」が多いことから、バスで巡もらえるよう企画した。
セットきっぷは、高山濃飛バスセンター-ほおのき平間のバス1日フリー乗車券に、飛騨大鍾乳洞の入場と両面宿儺にまつわる土産2点がセットになっている。 発売は11月30日(火)まで。販売金額はおとな(中学生以上)2千円(税込)。「高山市おでかけ支援事業」を活用しているので、通常よりお得に利用できる。
両面宿儺は高山市丹生川町が出生の地と伝わっていて、「日本書紀」の記述では「一つの体に顔が二つ、手と脚が四本あり、力強く軽捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた」とされている。宿儺は「武勇にすぐれ、神祭の司祭者で、農耕の指導者でもあり、飛騨地域にとって英雄的存在だった」と伝えられている。