阪急が宝塚市に協力 災害対応とボランティアに関する協定結ぶ
2021年6月25日(金) 配信
阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)と兵庫県宝塚市は6月24日(木)、「災害の旅行手配及びボランティア協力に関する協定」を結んだ。同市内で地震や風水害などの大規模災害が発生した場合、阪急交通社が迅速でスムーズな災害対応と復興をはかる。
同社は、宝塚市内で災害が起こった際、宝塚市に応援に向かうほかの自治体や、関係機関職員の宿泊、交通機関、食事などの手配を行う。
また、避難所での新型コロナウイルス感染拡大リスクを低減させるため、ホテルや旅館に分散避難に配慮しながら宿泊手配を請け負う。
災害発生後は観光客が減少することが社会問題となっている。ホテルや旅館の空室を有効活用することで、災害復旧だけではなく被災地の経済回復を促し、地域に貢献する。
災害ボランティアは、同社グループ従業員のネットワークを生かして募集、派遣することで、復旧と復興に対して支援する。