ANA、北京に貨物専用機を初運航 B767型フレイターを投入
2021年6月30日(水) 配信
全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は7月2日(金)から、北京路線で貨物専用機「ボーイング767型フレイター」の運航を開始する。日本発の産業用機器やパーツをはじめ、中国発のeコマースや医療機器など、幅広い輸送需要に対応する。ANAが北京に貨物専用機を運航するのは今回が初めて。
運航は、火曜と金曜の週2往復で、いずれも現地時間で成田発午前9時発、北京着午後12時と、北京発午後3時10分、成田着午後7時40分となる。
ANAが9機保有する同機は2002年から運航を開始し、搭載可能重量は約50㌧になる。また、B777型機フレイター2機も保有し、需要動向に合わせた運航を行う。
7月の貨物便の運航は、旅客機材を使用した貨物便運航を含め、合計2000便以上を予定し、活発な需要に対応するとともに、お客の利便性向上をはかっていく。