コシノジュンコ氏デザインのスイートも ハイアットリージェンシー東京ベイ 7月12日開業
2021年7月5日(月)配信
ハイアットリージェンシー東京ベイ(千葉県浦安市)が7月12日(月)、開業する。クラブラウンジと、9~10階にクラブルーム40室を新設。40室は、部屋にミニバーが設置されており、アメニティがほかのフロアの客室とは異なるほか、専用のクラブラウンジへのアクセス権が付いている。このほか、ホテル全体でスイートルームを新たに7部屋増やし、最大8人まで利用可能なコネクティングルームも3室追加した。スイートルームの1室は、コシノジュンコ氏がデザインしている。
2019年に「ハイアット プレイス」ブランドとして開業した同ホテルは、相互物産(東京都千代田区)へのフランチャイズ契約の移行に伴い、「ハイアット リージェンシー」にリブランドされた。7月5日に行われた内覧会で日本ハイアットの坂村政彦代表は、「フルサービスのよりプレミアムなブランドを冠しホテル施設とサービスを拡充させることが、顧客層と収益の拡大につながると判断した」と経緯を説明した。
相互物産の小澤真也社長は、「ホテルには『何度も通いたい』、そう感じていただける設備やおもてなしがある。なかでも、滞在をより思い出深いものに演出する、ホテル内のアートに注目してほしい」とPRした。
館内の概要を説明した藤野晴彦総支配人は、「ホテル最上階には、東京湾を一望できるルーフトップバーを設けている。2階にあるテラスガーデンに面したファンクションルーム2部屋とともに、今後はウェディングなど、さまざまなイベント会場として販売していきたい」と展望を述べた。
ホテル内に飾られているアートや制作や、従業員のユニフォームなどのデザインも手掛けたコシノ氏も登壇した。同氏は「スイートルームは、『人を呼んでテラスでパーティーがしたい』という私の理想の部屋をコンセプトにデザインした」と語った。オーシャンビューテラススイート RoomJは、床や壁、テーブルなどもコシノ氏がこだわってデザインを手掛けている。