五輪で約5万3000人が入国 約3万人が成田空港利用へ
2021年7月7日(水) 配信
成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は6月28日(月)に開いた会見で、日本を訪れる東京オリンピック・パラリンピック関係者は約5万3000人で、このうち約3万人が同空港を利用すると述べた。
同選手団のほぼ全員は、成田空港と羽田空港から入国する。このうち、成田には定期便利用者が到着。羽田にはチャーター便に搭乗する選手団が着く。
入国者の増加に合わせて同社は、需要減少で閉鎖した一部ターミナルの使用を再開。同ターミナルはPCR検査の待機場所としても使われる。
田村社長は「検疫所の水際対策を支援するため、さまざまな要請に応えられるよう準備している」と話した。
同日に発表した2021年5月の総発着回数は前年同月比34%増の1万85回、航空旅客数は同268%増の32万9674人だった。前年の4~5月に発出されていた緊急事態宣言時と比較してビジネス需要が増加した。
このうち、国際線の発着回数は同17%増の8103回、旅客数は112%増の11万3513人。太平洋・アジア方面で商業利用が改善した。
一方、国際線貨物便の発着回数は同25%増の4308回で、貨物量は同49%増の20万5244㌧と過去最高だった。旅客便の減便で運べる貨物量が減り、貨物臨時便が多く運航された。このほか、中国から北米への便数が少ないことから、成田空港を経由して運ばれる貨物量が増えた。プラスチックの利用削減が加速するなか、代替品として丈夫な紙の輸入が増えたのが特徴。
6月1~22日までの国内線旅客便は前年同期比155%増の1061回と5月の同380・5%増の1522回から回復が鈍化した。4月下旬に再発出された緊急事態宣言が主な要因。
田村社長は「県境を跨ぐ移動や、観光目的の出入国が認められない限り、低水準からの脱却は難しい」と感染状況を見極めたうえでの旅行需要の回復を切望した。
`同感です。 日本の政治家 官僚が世界の流れに全くついていけていません。
ワクチンパスポートにしても先進国 や アジアの国々からもあきれられています。
こんな政府ですから江戸時代の鎖国状態です。 世界からどんどん遅れて、国内は疲弊していっています。航空会社 旅行会社 海外のお客様に門戸を開くべきです。開国しないと「いざ オープン」とした時も活躍できる会社 スタッフがそろいません。