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青森県・三内丸山遺跡でイヤホンガイド導入 ガイド時のソーシャル・ディスタンスの確保に

2021年7月8日
営業部:鈴木 克範

2021年7月8日(木) 配信

大型掘立柱建物跡

 青森県青森市の特別史跡「三内丸山(さんないまるやま)遺跡」でこのほど、イヤホンガイドが導入された。視察やイベント時など、複数人の参加者がいる場面で利用されている。

 ガイドレシーバー「イヤホンガイド」を販売する株式会社ケンネット(上田 雄太社長、東京都中央区)の製品を採用した。活用することで、①話し手が「マスクごし」でもガイドの声を聞き手へクリアに届けられる②ソーシャル・ディスタンスによる参加者の安全の確保――が同時に可能となった。

 三内丸山遺跡は、今から約5900~4200年前の縄文時代の日本最大級の集落跡。2021年5月26日(水)には、三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)から世界遺産一覧表に「記載」することが適当である旨の勧告がなされた。7月16日(金)~31日(土)、オンラインで開かれる「世界遺産委員会」で登録が正式に決まる。

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