今年は学生100人参加、合同インターンシップ(JATA)
日本旅行業協会(JATA)は8月18―28日の9日間、大学生100人を迎え「JATA合同インターンシップ」を実施する。優秀な人材確保や旅行産業への就業意欲を高めるのが狙いで、昨年から実施している。
昨年は募集が6月と間際だったことから、今年は3月末から募集を開始。対象を大学3年生に絞り、30校から100人の参加者を集めた。
インターンシップは、旅行業界の説明やビジネスマナー研修を行う講義と現場での就業体験を実施。講義の導入教育では、観光庁観光産業課の石原大課長らの講演を予定する。就業体験は3日間ずつ業態や規模の異なる2つの職場を体験してもらうため、旅行会社だけではなく観光局やツアーオペレーター、添乗派遣会社などにも協力を仰ぐ。
5月28日の定例会見で発表を行ったJATAの越智良典事務局長は、「ぜひ旅行業界で働きたいという意欲の高い学生の人たちが集まった」と期待を語った。