委員会主導で事業推進、天然温泉表示制度を検討(日本温泉協会)
日本温泉協会(大山正雄会長、1404会員)は5月30日に2014年度第1回理事会を開き、このほど新設した女性部委員会など、今年度は委員会主導で事業を推進していくことを決めた=写真。また、天然温泉表示制度に代わる新たに会員証を兼ねた日本温泉協会の看板の発行についても議題に上がり、今後慎重に同制度のあり方を継続して考えていく方向だ。14年3月末現在、天然温泉表示看板は237施設、447枚となっている。当分、看板の新規と更新の申請は受けない。
また、近年会員数の減少に歯止めがかからない状況について大山会長は「協会の存続のためには、事業内容の点検と、収入に見合った組織の立て直しが必要」と述べ、同会に加盟するメリットについても理事からさまざまな意見が出された。事務局は7月から現行の5人体制から4人体制とする。
なお、14年度の会員総会は6月24日、群馬県・四万温泉の四万グランドホテルで開かれる。
新設した委員会は次の通り。カッコ内は委員会の代表者(敬称略)。
財政・経理委員会(八木眞一郎)▽行事委員会(笹本森雄)▽女性部委員会(小口潔子)▽平成26年度総会実行委員会(岡村興太郎)