「衣食住働遊」すべての拠点に スノーピーク、本社に22年春複合型リゾート開業へ
2021年7月9日(金) 配信
スノーピーク(山井梨沙社長、新潟県三条市)はこのほど、キャンプ場を併設している同社新潟本社の敷地を約5万坪から約15万坪に拡張し、「衣食住働遊」すべてを含んだ拠点の実現を目指す「Snow Peak未来構想プロジェクト」を始動すると発表した。第1弾として、2022年春に温浴施設を中心とした複合型リゾート「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(フィールドスイートスパヘッドクォーターズ)」を開業する予定。キャンプ場の開業から10周年を機に、新たなステージへ進化させたい考え。
複合型リゾートは建築家・隈研吾氏が設計し、粟ヶ岳が望める開放的な露天風呂や焚火を囲む感覚で楽しめるサウナを備える。宿泊施設はヴィラ棟3棟と、隈氏とスノーピークで共同開発したモバイルハウス「住箱₋JYUBAKO₋」を併設する予定。
レストランは生産者と関係を深め、地元の食材を生かした食の提供で地域の魅力を発信する。店内はオープンキッチンを採用し、臨場感を楽しめるほか、全面ガラス張りにして、自然を身近に感じられるようデザインする。