〈観光最前線〉ジオ・ホテルがオープン
2021年7月22日(木) 配信
島根県隠岐諸島の海士(あま)町に7月1日、隠岐ユネスコ世界ジオパークの魅力が楽しめるホテル「Ento(エントウ)」がオープンした。
同ホテルは宿泊機能だけでなく、ジオパークの情報発信を行う展示室や島の案内人「フィールドコンシェルジュ」を設置するなど、「泊まれるジオパーク拠点施設」がコンセプトだ。
客室は本館と別館からなる全36室。全客室からジオパーク(海)の風景が楽しめる。新築した別館は木の風合いを生かしたシンプルな雰囲気で、目の前の大自然と一体となるような空間に仕上げた。スイート(93平方㍍)などは、海に突き出すように佇むプライベートテラスが付く。
食事は白イカや岩ガキ、隠岐牛など季節ごとに旬の食材を取り入れたコース料理を提供する。
【土橋 孝秀】