「夢の旅館旅」のトレンド発表、一番人気は、“家族”と“温泉がある旅館”で“ゆっくり”に(ブッキング・ドットコム)
2021年8月12日(木)配信
ブッキング・ドットコム・ジャパン(東京都港区)は、日本の旅館の魅力を再発見するきっかけにしてもらうために、日本応援プロジェクト「#ブッキングドットコムで夢の旅館旅」を実施している。このほど、SNS(交流サイト)上で募集した「夢の旅館旅」のトレンドを分析した調査結果と、3人の有名旅館ライターによるトレンドに合わせて厳選した、“「夢の旅館旅」が叶う旅館”を発表した。
調査は6月24日(木)~7月8日(木)までの2週間、「誰と、どのような旅館に泊まって、何をしたいか」という、今一番行きたい「夢の旅館旅」のエピソードをSNS上で募集。この結果、“誰と”は「家族」、“どのような旅館に泊まって”は「温泉・露天風呂がある旅館」、“何をしたいか”については「ゆっくり、まったり」がそれぞれ1位に選ばれた。
□一緒に旅館旅に行きたいのは、やっぱり「家族」
一緒に「夢の旅館旅」に行きたい人として、一番声が挙がったのは「家族」だった。新型コロナウイルス感染症の影響で、長らく一緒に時間を過ごすことができていない家族と旅館旅に行きたいという声が多くあったという。続いて、投稿が多かったのは「友人」。次にランクインしたのが「一人」で、思いっきり羽を伸ばして贅沢な旅をしたい人も多いことが伺えた。
現役アナウンサー兼温泉専門家の植竹深雪氏が、それぞれのおすすめの旅館を厳選。「家族旅行」は淡路夢泉景 (兵庫県洲本市)、「友人との旅行」は十勝川温泉三余庵(北海道・音更町)、「一人旅」は望水(静岡県・東伊豆町)を選んだ。
淡路夢泉景について、「海や空と湯がつながるインフィニティ風呂、絶景露天風呂がとても素晴らしいお宿です。2種類の源泉を楽しむことができて湯船の種類も豊富と、さまざまな温浴施設が充実しているので楽しく魅力的。食も鱧や伊勢海老、フグと贅を尽くした季節の鮮魚は感動のおいしさ。バリアフリーにも配慮しているので3世代で安心して楽しむことができる、ホスピタリティが素晴らしいお宿です」とコメントした。
□旅館といえば「温泉・露天風呂」、自然も人気
「どのような旅館に滞在したいか」という点では、「温泉・露天風呂がある旅館」が一番人気で、多くの人が、温泉がある旅館での滞在を思い描いていたとわかる。次に人気だったのは、「緑に囲まれている旅館」。そして3位に、「部屋から海が見える旅館」がランクインした。自然に囲まれた日常とは異なる空間でリフレッシュできる旅館での滞在を望む傾向が見られた。
温泉家・北出恭子氏が、それぞれのおすすめの旅館を厳選。「温泉・露天風呂がある旅館」は積善館 佳松亭・山荘(群馬県・中之条町)、「緑に囲まれている旅館」は下呂温泉 湯之島館(岐阜県下呂市)、「海が見える旅館」はAMANE resort SEIKAI(大分県別府市)を選んだ。
積善館 佳松亭・山荘について、「美しい四季と日本の工匠の技とが織りなす登録有形文化財「山荘」。静寂な松林と竹林の中に佇む贅を尽くした「佳松亭」。客室風呂はもとより、大正浪漫を感じるシンボリックな「元禄の湯」を含む19もの湯船で、稀少な自然湧出泉をフレッシュな源泉かけ流し100%で堪能できる湯量を誇ります。絹のようになめらかな湯ざわりの温泉に包まれれば、身も心もうるおい生まれ変わるよう。飲泉もできるので体の中からも温泉をチャージしてみてくださいね」とコメントした。
□「夢の旅館旅」でしたいこと、“何もせずゆったり”と
「何をしたいか」という点で一番多く寄せられたのは「ゆっくり、まったりすること」。旅先だからこそ、何もせずゆったりとした時間を贅沢に過ごすことを望む人が多くいたという。その次に多かったのは、「旅先で美味しい食事を味わいたい」という声。旅先の地場や旬の食材を使った料理に舌鼓を打つことを夢見る人も多く見受けられた。そして3番目は、「日頃の疲れの癒し」を望む声だった。
トラベルライターの安藤美紀氏が、それぞれのおすすめの旅館を厳選。「ゆっくり、まったりできる」は坐忘林(北海道・ニセコ町)、「美味しい食事を楽しみたい」は里山十帖(新潟県南魚沼市)、「日頃の疲れを癒やしたい」は箱根リトリート villa 1/f(神奈川県・ 箱根町)を選んだ。
坐忘林について、「魅力あふれる北海道・ニセコの大自然に囲まれた、森の隠れ宿「坐忘林」。モダンで洗練された全15部屋のゲストルームは、全室源泉掛け流しの露天風呂&内風呂付き!宿にこもって、湯ったり、のんびりと。自然のリズムに五感を委ねながら、メタケイ酸豊富な美人の湯でお肌を磨き、北海道の食材にとことんこだわった懐石料理でどっぷり癒されてくださいね」とコメントした。