ANA、国内線の約6700便減便へ 空港の無料PCR・抗原検査は8月末まで実施
2021年8月16日(月) 配信
全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は8月12日(月)、新型コロナウイルスの影響による需要動向の変化に伴い、8月23日(月)~9月30日(木)の国内線6735便の運休・減便を行うと発表した。運航率は、コロナ前に計画した2020年度事業計画比の67%となる。
減便数の多い路線は、成田=中部の234便、羽田=岩国の226便、羽田=広島、鹿児島のそれぞれ224便など。
期間ごとの減便数と対象路線は、8月23日(月)~8月31日(火)が175便10路線、9月1日(火)~9月30日(木)が6560便80路線となる。
なお、日本政府は、8月31日(火)までに羽田、成田、中部、伊丹、関西、福岡空港から北海道・沖縄県内の空港と広島、福岡、鹿児島空港に向かう人を対象とした無料のPCR検査・抗原検査を実施している。
いずれの検査も事前予約が必要で、PCR検査は搭乗日2日前までに東京都内または埼玉・大宮にある検査センター店舗で受検する方法と、検体を搭乗6日前までに返送する配送型検査キットを利用する方法がある。搭乗当日に検査し、搭乗前に結果の分かる抗原検査は、羽田、伊丹、福岡空港のみ対応している。
詳細は「搭乗前モニタリング検査 特設サイト(内閣官房)」を参照のこと。