ANA、お盆期間の国内線旅客数は前年比4割増の64.6万人 利用率は50.2%に
2021年8月17日(火) 配信
全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は8月16日(月)、お盆期間(8月6~15日)の利用実績を発表した。国内線の旅客数は、前年同期比40.7%増の64万5879人となり、新型コロナウイルス感染者拡大の影響を受けながらも増加した。国際線は、五輪関連や帰国需要を取り込み、同127.8%増の2万6988人となった。利用率は、国内線が同18.0㌽増の50.2%、国際線が同9.5㌽増の35.0%だった。
一方で、前々年と比較した旅客数は、国内線が58.3%減、国際線が91.7%減となり、コロナ禍前の水準にはおよばなかった。
国内線の方面別の旅客数増減率は、北海道が前年比25.3%増、東北・北陸が同27.8%増、関西が同59.8%増、中・四国が同47.9%増、九州が同64.6%増、沖縄が同30.3%増と、すべての方面でプラスとなり、とくに西日本方面の増加が大きかった。