いすみ鉄道、訪日客の受入強化に インバウンドガイド講座開く
2021年8月25日(水)配信
いすみ鉄道(古竹孝一社長、千葉県大多喜町)は、ガイド人材の育成やサービス品質の向上に取り組むインバウンドガイド協会(久保成人会長、東京都文京区)と共同で、「インバウンドガイド講座inいすみ」を実施する。同講座は、いすみ鉄道周辺地域の多言語ガイド活動に興味がある人を対象に、全7回のオンライン講義・フィールドワークを通じて、実践的な知識・スキルを習得するもの。
いすみ鉄道は、アフターコロナにおける旅行市場の回復を見据え、鉄道沿線でのプライベートガイドツアーの普及促進を支援している。その一環として、地域での多言語ガイドの発掘・育成を通じ、訪日外国人観光客のさらなる来訪者数の増加と満足度の向上をはかる。その地域に暮らす住民がガイドとして旅行者を案内することで、いすみの持つ観光資源の魅力やその背景にあるストーリーをより旅行者に深く伝えられるとみている。
そのほかにも、ガイドによる徹底した感染防止対策を通じ、密を避けた安全・安心な観光を楽しめるとして、今後もプライベートガイドツアーを前提とした新たな旅行商品の造成や販売促進・プロモーションに取り組んでいくと示した。
第1回は9月21日(火)、第2回は9 月28日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施。第3回は10月9日(土)または10日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワークを行う。
第4回は10月19日(火)、第5回は10月26日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施する。第6回は11月6日(土)または7日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワーク。最後の第7回は11月16日(火)の午後6:30~8:00にオンライン講義で終了とする。
募集人数は30人程度で、全7回の講座すべてに参加できる満18歳以上かつ、主催者が定める新型コロナウイルス感染症の防止対策を遵守できる人。参加費用は無料。募集期限は9月6日(月)まで。申し込みは同協会の専用ページから。