竹取物語がテーマ 福島県・二本松の菊人形 10月1日(金)-11月23日(火・祝)に開催
今年66回目を迎える「二本松の菊人形」は、「竹取物語」をテーマに2021年10月1日(金)~11月23日(火・祝)の期間、福島県二本松市内の県立霞ヶ城公園(国指定史跡二本松城跡)で開かれる。
かぐや姫から始まる日本昔話の世界を、色鮮やかな菊人形で表現する。二本松には藩政時代から菊の愛好者が多く、昭和初期には菊人形が街に飾られていた。その後、1955(昭和30)年から趣向を変え、現在の「菊の祭典」として、華々しく開かれるようになった。会期中は艶やかな菊の花と色づく紅葉が会場全体を埋め尽くす。
入場料は大人900円(20人以上の団体は800円)、中学生以下は無料。
□マムフェスティバルも開催
期間中、菊人形会場内では「にほんまつマムフェスティバル2021」も同時開催する。
マムとは「菊」の別名で、おもに欧米で品種改良された菊が、マムと呼ばれている。近年では、重陽の節句(菊の節句)や母の日、ブライダルなどでも使われ、二本松市内でもさまざまな色やカタチのおしゃれなマムが栽培されている。
伝統的な菊のイメージと違った、さまざまなマムを使った作品の展示やフラワーアレンジメントなどのワークショップを開催する。